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Fredericia（フレデリシア）｜The Canvas Chair（キャンバスチェア）オーク（ライトオイル仕上げ）ナチュラルキャンバスCanvas Chair（キャンバスチェア）は、1970年にデザインされたイージーチェアで、Borge Mogensen（ボーエ・モーエンセン）が1972年に他界する前にFredericia（フレデリシア）社のためにデザインしたうちの1点でした。それは、モーエンセンがフレデリシア社との活動を通して確立した典型的なスタイルで、力強く、かつシンプルなデザインです。1958年にデザインしたThe Spanish Chair（スパニッシュチェア）を新しい解釈でシンプルでカジュアルな目線で再構築したラウンジチェアです。このチェアも現代的な要素も加えながら、伝統的な素材から誕生したラウンジチェアの傑作と言えます。スパニッシュチェアに近い構造と特徴を持ったシンプルなイージーチェアモーエンセンはスパニッシュチェアをデザインした時、アーム本来の機能としてだけではなく新聞やコーヒーを手元に置けるサイドテーブルという2つの機能を持つようにデザインしました。キャンバスチェアもオークの無垢材のフレームと、軽やかなキャンバス生地の背座から成り、スパニッシュチェアに非常に近い構造と特徴を持っています。しかし、美の表現の違いが見て取れ、座と背を支える木製フレームは後方に向かってカーブがかかり、丸みを帯びた後脚のスポークもっと軽やかでリラックスした印象で、特徴的な幅広いアームレストには小物や本などを置くことが出来る実用的なスペースと、ゆったりと寛げる特別な時間を提供してくれます。気高きデンマークデザインの系譜を、徹底して継承するフレデリシア・ファニチャー1911年の創業以来、一族で伝統を守りながらも、新しい試みにも積極的に取り組んできました。最初は小さな椅子張り工房としてスタート。その後、1950年代のデンマークデザインの主翼を担う企業として台頭し、今では国際的なブランドとして世界中で知られるようになりました。才能あるデザイナーと協力しながら独自の製造プロセスを開発。最新の技術力を持つ関連企業と連携しつつ、他の追随を許さないほどの高いクオリティを実現できるようになりました。“ 現代の本物” をつくり出すべく、我々は今でも日々努力を重ね、デザインの系譜をつないでいます。市場へと送り出される家具の一つひとつには、品質にこだわりつづける我々の歴史や思いが込められているのです。力強い水平と、垂直のライン使いがトレードマークだったモーエンセンのデザイン幅広のアームレストは、リラックスする時にゆったりとしたサポートであると同時に、グラスなどを置くサイドテーブルのように使用することができます。平らなキャンバス生地、丸みを帯びたフレーム、四角いフレームのその対照的な樣は、力強い水平と垂直のライン使いがトレードマークだったモーエンセンのデザインの特徴でもあります。1970年に発表された当時は、スパニッシュチェアの陰に潜んでいたせいか、数年の僅かな期間しか生産されませんでしたが、半世紀が経ち日常の暮らしが大きく変化した今こそ、北欧らしい素材感と多くの人々が日常で使えることを望んだモーエンセンのデザインが、現代のライフスタイルと大切な人との時間に優しく溶け込む非常に美しいイージーチェアとなっています。別売の専用クッションを座面にお使いいただくとより快適な座り心地に本体と同色のキャンバス生地（ブラックまたはナチュラル）で仕立てた専用クッション（P2031）も別売オプションとしてご用意しております。キャンバス生地ならではの、しっかりとしたテンションの座面はそのままでも快適にお使いいただけますが、本体と専用クッションをセットにすることで、身体への負担を軽減し、座面の保護にもなるので、より快適に長い時間お使いいただけます。また、キャンバスチェアは本体の背座のキャンバス生地も交換可能な構造になっており、使用頻度や経年変化に合わせて付け替えることが可能です。ありのままの自分で居られる時間と飾らない素直な椅子、キャンバスチェア素朴な印象のキャンバスチェアは、愛用し続けているペンやカバンなどの日用品のように、使えば使うほど他にはない自分だけの特別な存在と価値が生まれますす。低めに設定されたシートハイ、身体を受け止めてくれる座面とサイドテーブルのように幅広いアームレストは、ご家庭の限られた空間でも至高のプライベートスペースを提供してくれます。Børge Mogensen（ボーエ・モーエンセン）は、20歳で家具マイスターの資格を得て、家具職人としてのキャリアをスタートさせました。Hans J.Wegner（ハンス・J・ウェグナー）と共に、デンマークの近代家具デザインにおける代表的なデザイナーとして知られています。モーエンセンの信念は、「シンプルかつ実用的な家具を、リーズナブルな価格で提供すること」。そのことからも、大衆視点のデザイン、不必要な部分には高級材を使わず機能美を追求した作品を数多く残しています。Fredericia社とは創設時から、丈夫で長持ちすることで定評なチェアを中心に制作しており、新しいアイデアが沸くとマッチ箱やテーブルナプキン、開封した封筒など、手元にあるあらゆるものにそれらを書き留めていたそうです。Fredericia（フレデリシア）Fredericia Furniture（フレデリシア・ファニチャー）社は、50年以上にわたりデンマークのクラシック家具を製造してきました。そのコレクションは、Børge Mogensen（ボーエ・モーエンセン）やHans J.Wegner（ハンス・J・ウェグナー）といった巨匠の作品から、新進デザイナーの作品まで幅広く取り扱っています。デンマークからの高品質かつ有名デザインで、フレデリシア社は日本においても40年以上にわたり多くの評価を受けています。素材と機能性、ディテールに至るまで、最高レベルのものにこだわり、工芸デザインをさらに進化させた現代の本質を完璧な形で生み出してこそ、次の時代がやってくる。そんなことを考えながらものづくりを続けています。 ※お支払い方法はこちら （代引・時間指定不可）